[営業時間]午前10時~12時/午後15時~19時

お知らせ

2025.10.01

本当の夏バテ

最近猛暑も落ち着き、特に朝夕はやっと涼しくなってきました。
そこで危惧されることをお話しします。

本当の夏バテ、猛暑の最中は脱水や熱中症が心配でしたが、これは本来の夏ではバテありません。

夏バテは真夏の最中よりも、暑さが一段落した今頃に“疲労のツケ”が表面化しやすいんです。特に9月以降、朝晩が涼しくなると自律神経の切り替えがうまくいかず、体調を崩す人が多くなります。以下に注意点と対策をまとめました。

1 注意すべきこと
○ 自律神経の乱れ
冷房と外気の温度差、夜更かし、冷たい飲食のとりすぎで交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。倦怠感・頭

痛・めまい・消化不良につながります。
○ 消化器の疲れ
夏の間に冷たい飲み物・アイス・そうめんなどを摂りすぎることで胃腸が弱っており、秋口に下痢や食欲不振が出やすくなります。
○ 水分・ミネラル不足の持ち越し
発汗でミネラルが減り、体のだるさや筋肉のこわばりが残っていることがあります。
○ 睡眠の質の低下
暑さで寝苦しかった夏の影響で、体内時計が乱れている人が多いです。

2 やったほうがいいこと
○ 温かいものをとる
冷たい飲食を減らし、温かい味噌汁・スープ・生姜や根菜の煮物などで胃腸を労わる。
○ ぬるめのお風呂でリセット
シャワーだけでなく、37〜39℃のぬるま湯にゆっくり浸かることで副交感神経が働き、疲労が抜けやすくなります。
○ 軽い運動で血流改善
ウォーキングやストレッチ、ヨガなどで血行を促し、自律神経のリズムを整える。
○ 睡眠リズムを取り戻す
就寝・起床時間を一定にし、朝日を浴びて体内時計をリセットする。

○ 栄養補給
・ ビタミンB群(豚肉・納豆・玄米)→ 疲労回復
・ ビタミンC(野菜・果物)→ 抵抗力UP
・ ミネラル(海藻・小魚)→ 筋肉や神経の調整
・ 良質なタンパク質(魚・豆腐・卵)→ 体力回復
○ 心身のリフレッシュ
音楽を聴いたり、自然の中を散歩するなど、リラックスする時間を意識的に作る。

 

 

まとめ
夏バテ後は「冷えた胃腸」と「乱れた自律神経」のケアがカギです。
「温める・整える・補う」の3つを意識すれば、体調が戻りやすくなります。

 

※ それでも体調不良が改善しない方は、当院においてのメンテナンスをお勧めします。